『現役SEが教えたいスクラッチ講習会』実施報告 相模原市様、さがみはらIT協同組合様

現役SEが教えたいスクラッチ講習会 ポスター
日時令和5年3月25日土曜日
場所ユニコムプラザさがみはら セミナールーム
主催さがみはらIT協同組合
共催相模原市
後援教育委員会、さがみはらITプログラミング倶楽部、ミライノミカタ

さがみはらITプログラミング倶楽部が講師役を務めました。
春休みの後半に当たり、新年度に向けて新しいことに挑戦したい気運が高いためか相模原市内各地、遠くは小田原から、多くの方にご参加を頂きました。

年齢層も、小学校1年生から70代シニアの方までと、とても幅広く、職種も、小・中・高・大学生、高校の先生、主婦、事務職、ソフトウエア従事者、引退されたシニアの方、と幅広くいろいろな方々がおられました。
このように広範囲の人々を引き付ける分野は、なかなか無いと思われます。

講座の様子 講師さがみはらITプログラミング倶楽部 代表 高坂 昌良
『現役SEが教えたいスクラッチ講習会』講座の様子

午前の部(ハードウエア)では、PICマイコンとスクラッチ間で音声信号を用いたボタン制御にチャレンジして頂きました。
うまくできた方から、鳴った!動いた!の歓声が上がっていました。

午後の部(ソフトウエア)では、プログラムの実験をしながら、音や画像を簡単に扱えるスクラッチの魅力をお伝えしました。
少しパラメータを変えた途端、目まぐるしく数値が変わり、皆さんびっくりしていました。
どの方も最後まで真剣に取り組んで、楽しい作品を作っていただきました。

小学校低学年児童の方にとっては、かなりの長時間講習となるため、途中で飽きてしまうのではいなかと危惧していましたが、サポートスタッフの皆さん・保護者の方のサポートのもと、最後まで真剣に取り組んでいて、アンケートではとても面白かったとの評を頂きました。

今回ボランティアを買って頂いたスタッフの皆さんは、普段ソフトウエアの開発のお仕事をされている皆さんで、参加者の方々を優しく丁寧にサポートしてくださいました。

オープンデータから相模原市内の駅の乗降客数データを利用し、スクラッチにより視覚化(グラフ化)を試みました。
グラフ作成のテクニックは、中学生の皆さんの興味を引いていたようです。

参加された皆さん全員がニコニコできた一日でした。
貴重な機会を与えて頂いた相模原市様、さがみはらIT協同組合の皆様に感謝申し上げます。